リーディングは語彙と英文法の応用能力です。まずはこの2つを鍛えることから始めるべきです。
とは言ってもこの2つができていればリーディングは完璧か? といわれるとそんなことはありません。ある程度の能力はついていますが、完璧ではなく、リーディングの勉強が必要です。
日本の英語教育ではリーディングに大きく重点が置かれており、ネイティヴの友人に聞いても日本人はリーディング力が高いと言います。
しかし、日本のリーディング教育には大きな欠点があるのです。しかも皮肉なことにまじめに勉強した人ほど悪い癖がついてしまっているんです。
日本方式の読み方では限界があります。やはり理想はネイティヴが読む方法です。いきなりそのレベルに行くのは無理ですが、少しずつでも近づいて行きましょう。
日本の学校ではリーディングに多くの時間を割いているため、ほとんどの人がそれなりの文なら読めるようになります。
ただし、この方法には大きな欠陥があります。それは"返り読み"です。
では下の文を読んでみてください。
Joey said that Terry should go to the hospital in order to see Julie, who got injured two weeks ago.
さて、どのように読みましたか? 学校で習ったリーディングの方法で読んでいる人は
"ジョーイは…、言った、えーと、テリーは行くべきだ。病院に。テリーは病院に行くべきだか。で、えーとジュリーと会うためにか。この場合はお見舞いだな。テリーはジュリーのお見舞いに病院に行くべきだ。だな。
えーと、whoか、これは関係代名詞だな。怪我をした。2週間前に。先行詞はジュリーかな。えーと、まとめるとテリーは2週間前に怪我をしたジュリーのお見舞いに病院に行くべきだ。だな。おっと、主語はジョーイだったな、ジョーイは言ったか。つまりジョーイはテリーは2週間前に怪我をしたジュリーのお見舞いに病院に行くべきだと言った。だな。"
ここまで一字一句声には出さないでしょうけど、頭の中でこのように考えて読んでいると思います。これが返り読みです。
このように日本語の語順にこだわり、saidやgoなどの動詞にまた返ってきたり、先行詞を確認するために返ってきたりとするので返り読みと呼ばれています。何回も同じ文を読むことになるため非常に時間がかかります。
返り読みは文法の知識があまり必要せず、文の構造や単語の使い方などの語法を知らなくてもできるため、単語の意味を調べて時間をかければ誰でも読めるというメリットがありますが時間がかかりすぎます。
しかしいろいろと文法の知識や文の構造などを教えなくていいため学校ではこの方法が好まれるようです。
しかしながら、この方法では本来の読み方に比べて最低でも3倍の時間がかかると思われます。TOEICやTOEFL、英検も級が上になってくると返り読みではとてもじゃないですけど時間内に英文を読み終わることはできません。また自分で何か英文を読んだり、英文を使って勉強するときも時間がかかり非効率ですし、ものすごく疲れます。
ここは大変ですけど、返り読みを直して、ネイティヴが読んでいる方法に少しずつでいいので近づいて行きましょう。
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